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ソーセージとミニ・アスパラガスの具のイタリア式オムレツ |
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ブロッコリーとベーコンを使ったイタリアン・オムレツ |
このレシピのポイントは、オムレツの表面の卵の固まり具合で底側の焼け具合を見極めるちょっとした透視力(?)でしょう。2,3回やってみて慣れれば勘が働くようになります。それに底側が少しぐらい焦げてしまっても、その方がかえって美味しいくらいですので、心配はいりません。我が家では週一で繰り返し食卓に上るほどお気に入りの卵料理です。
ソーセージとミニ・アスパラガスのイタリア式オムレツ
材料:3人分
ソーセージ(細くて小さいもの) | 8本(約140g) |
ミニ・アスパラガス | 2束(約120g) |
全卵(中サイズ) | 4個 |
たまねぎ | 中1個 |
黒オリーブ(種なし) | 3~4粒 |
パルメザン・チーズ(おろす) | 大匙2 |
白ワイン | 大匙1 |
イタリアン・パセリ(生、みじん) | 大匙1 |
オリーブ・オイル | 大匙1 |
粗びきくろこしょう | 適量 |
塩 | 適量 |
作り方:
2.アスパラガスはピーラーでハカマの固いところをそぎ落としてから根元の部分を切り落とし、3センチぐらいの長さに切る。湯を沸かしてアスパラガスをさっと湯通しする(写真2)。口当たりを良くしておかないと、オムレツの他の具に合わない。
4.大きめのフライパンにオリーブ・オイルを入れて熱し、たまねぎを入れてよく炒める。たまねぎが透明になったら、ソーセージ、アスパラガス、黒オリーブの順に材料を加えてよく炒める。白ワインを注ぎ、イタリアン・パセリを加え、最後に塩こしょうして混ぜ合わす(写真5)。
5.4.のフライパンに3.の卵液を、フライパンに平均に行き渡るように流し入れる(写真6)。このとき絶対にフライパンの中を混ぜたりしないこと。そーっと流し入れるだけでよい。さもないとオムレツが具入りスクランブル・エッグになってしまう。
7.出来上がったオムレツを取り分けるには、フライパンの中でフライ返しの先端の尖った部分を使ってオムレツを必要な数に等分してから、平らな部分をオムレツの底に差し込み、形を崩さないように食卓用の皿にのせればよい。
メモ:
ブロッコリーとベーコンの場合は、作り方に上記と殆ど違いはない。ブロッコリーは太い茎を除き、小さい房にバラバラにして、さらに縦にできるだけ薄く切ればよい。
✤ ✤ ✤
牛ひき肉のイタリア式オムレツ
牛挽肉 | 250g |
全卵(中サイズ) | 4個 |
たまねぎ | 中1個 |
パルメザン・チーズ | 大匙3 |
イタリアン・パセリ(生、みじん) | 1把 |
オリーブ・オイル | 大匙1 |
塩 | 適量 |
粗挽き黒こしょう | 適量 |
作り方:上のソーセージとミニアスパラガスのオムレツの写真も参考にしてください。
- たまねぎは大きめのみじん切りに。イタリアン・パセリは葉と軟らかい茎をみじん切りに。
- 大きめのフライパンにオリーブ・オイルを入れて熱し、たまねぎを入れてよく炒める。たまねぎが透明になったら、ほぐした牛挽肉を入れ、肉の色が変わるまで炒める。あまりかきまぜなくてもよい。火が通ったら塩こしょうする。
- 別の器に卵を溶き、おろしたパルメザン・チーズとイタリアン・パセリを加えしっかり混ぜる。
- 2.のフライパンに3.を注ぎ入れ、軽く混ぜる。混ぜすぎるとスクランブル・エッグみたいになってしまうので、卵液がフライパンに平均に行き渡れば、それ以上は混ぜないこと。
- 蓋をして中火寄りの弱火で蒸し焼きにする。フライパンを傾けても卵液が流れ出さない程度に固まればよい。多分その時点でオムレツの底の一部は軽く焦げているが、それで構わない。
- フライ返しの先端の尖った部分を使ってオムレツを3等分したら、平らな部分をオムレツの底に差し込み、形を崩さないように食卓用の皿に移す。
イタリアン・パセリは多すぎるかなと思うくらい沢山入れる方がおいしい。生がなければ右の広告のようなフリーズ・ドライのものでもいいが、香り、味ともに生よりは劣る。
リニューアル情報:ここにはこれまで牛ひき肉を使ったイリア風オムレツのレシピが掲載されていましたが、2020年3月27日に本文を書き換え「デイリー・レシピ~超やさしいイタリア式オムレツ、フリッタータ2種」に変更しました。写真も追加しています。"超簡単"というよりは、"超やさしい"という方が実態に近いような気がしてタイトルも改題しました。
リニューアル情報:ここにはこれまで牛ひき肉を使ったイリア風オムレツのレシピが掲載されていましたが、2020年3月27日に本文を書き換え「デイリー・レシピ~超やさしいイタリア式オムレツ、フリッタータ2種」に変更しました。写真も追加しています。"超簡単"というよりは、"超やさしい"という方が実態に近いような気がしてタイトルも改題しました。