デイリー・レシピ~ホワイトソースで作るじゃがいも入りカルボナーラ R#067

このレシピは一つ前のレシピ「ペンネとベーコンのクリーム・ソース・グラタン R#066」の続きみたいなものです。というのは、その料理を作ったとき、ホワイトソースとベーコンが余ってしまいました。その使い道を考えるうちにこのレシピが浮かんできたからなのです。余ったホワイトソース(ハインツの缶詰)は170g、ベーコンは130gです。ホワイトソースは余った分をガラス容器に入れて冷蔵庫に保存してあります。遅くも1週間以内に用途を考えて使わないと品質が変化してしまいます。以前「フェットチーネ・ナポリ風、レモン・バター・ソース R#041」を作った時のことを思い出し、その時の生クリームの代りにホワイトソースを使ったらいいのではという考えが浮かびました。折も折、買い置きの食材をチェックしたらじゃがいもが1個出てきたのです。そうだ、いつだったかイタリアの田舎の家庭を取材したテレビ番組で、パスタに加えてじゃがいもを入れてカルボナーラを作っているところを見たことがある---早速それを真似て、じゃがいも入りのカルボナーラをホワイトソースで作ったら、と試してみたのがこの料理です。出来あがってみると、じゃがいもがホワイトソース・ベースのレモン・バター・ソースと相性がぴったり。とても美味しいパスタ料理になりました。レストランで出すような、というよりは、なつかしいマンマの味といった家庭的な一皿です。気の置けないお友達を呼んだ時のランチなどにどうぞ。

材料:(3~4人分)
フェットチーネ 200g
じゃがいも(男爵系) 1個
ベーコン・ブロック 130g
牛乳 適量

[レモン・バター・ソース](R#41のレモン・バター・ソースとは違う、別のアレンジ)
_ホワイトソース(ハインツ特選) 170g
_無塩バター 25g
_白ワイン 大匙1
_レモン汁 1/2個分
_たまねぎ(大) 1/2個
_溶き卵 1個分
_にんにく 2片
_粗挽き黒こしょう 適量
_塩 適量

作り方
  1. じゃがいもは幅5ミリくらいの細切り。水に通してあくを抜き、ざるに上げて水気をきる。たまねぎとにんにくは皮を剥いてみじん切りに。ベーコンブロックは長さ3~4センチくらい、幅8ミリくらいの拍子木切りにする。
  2. じゃがいもを塩を入れた熱湯で茹でる。食べてみて固さを感じない程度まで茹でる。茹で過ぎに注意。
  3. 別の鍋で、塩を入れた湯でフェットチーネを茹で始める。
  4. 大きめのフライパンにバター25gを溶かし、にんにくとたまねぎを炒める。たまねぎが透明になったら、ベーコンを入れて更に炒める。ベーコンに火が通るまでよく炒める。それ以上加熱すると焦げ付きそうになる寸前に白ワインとレモン汁を注ぎ入れ、強火にしてアルコール分をとばす。
  5. 中火に戻し、ホワイトソースを入れてかきまぜる。溶き卵を加え、さらにかき混ぜる。
  6. 最後にじゃがいもを加え、よく混ぜてから、塩こしょうして味を調える。もしソースが固すぎる場合は、牛乳を適宜加えてソースを伸ばす。
  7. 茹であがったフェットチーネをトングなどを使って、フライパンのソースの中に移す。必要ならフェットチーネの茹で汁を少量加えてもよい。よくかき混ぜて出来あがり。
メモ
この料理のポイントはじゃがいもの仕上がり。茹で過ぎて煮崩れすると全体の味が落ちし、見栄えも悪い。といって固茹ででは味がしみないし、歯ごたえも悪い。そのへんの見極めを上手に。


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