初夏はアスパラガスが美味しい季節。ヨーロッパではこの時期だけ野生のアスパラガス(アスパラソバージュ)が出回る季節でもあります。最近は日本でも冷凍空輸されたアスパラソバージュが手に入るそうですが、なにせ1キロ1万円もする高級食材とか。そんな高級品のアスパラガスはイタリアンやフレンチのレストランに任せましょう。ここでは、近くのスーパーに最近は夏でも出回っているミニ・アスパラを使って、旬の野菜の風味を味わうことにしました。水耕栽培やタイからの輸入物のおかげで一年中ミニが手に入るようです。輸入物の方は一束がたったの110円前後という安さ(2017年現在)なので、気兼ねなく使えるところが有り難いですね。普通のグリーン・アスパラよりずっと細く、茎も柔らかいので、みたところアスパラソバージュによく似ています。
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ミニ・アスパラ |
味はきっとそれなりの違いがあるのでしょうが、生クリームではなくハーフ・アンド・ハーフ(そのレシピ参照)を使うことで、夏向きの口当たりのさっぱりしたパスタ料理になりました。以前アップロードしたレシピ「春から初夏の野菜スパゲッティR#010」はロング・パスタでしたが、こちらはフジッリのようなショート・パスタを使います。冷製パスタでは物足りない時に、これからの暑い時期でもいけるこの温かいパスタをぜひお試しください。最近は大手冷凍食品メーカーから幾種類もの冷凍アスパラガス(細めのものが多い)が、年間を通じてスーパーの店頭に並ぶようになったのも家庭主婦への嬉しい助け舟です。
材料:(2人分)
フジッリ | 160g |
ミニ・アスパラガス | 10本くらい |
ベーコン | 50g |
ハーフ・アンド・ハーフ(そのレシピ参照) | 200ml |
たまねぎ(中) | 半個 |
スイート・コーン(冷凍) | 100g |
オリーブ・オイル | 大匙2 |
黒オリーブ | 6粒 |
白ワイン | 大匙1半 |
にんにく(大) | 1片 |
塩 | 適量 |
粗びき黒こしょう | 適量 |
作り方:
- ベーコンはできればブロックを、あるいは厚切りを短冊切り。たまねぎとにんにくは薄切り。黒オリーブは種があれば取り除き、薄切り。スイート・コーンは冷凍をそのまま使う。
- 塩の入った湯でフジッリを茹で始める。
- フライパンにオリーブ・オイルを熱し、にんにくと玉ねぎを炒める(アーリオ・オーリオ)。ベーコン、黒オリーブ、コーン(冷凍のまま)、ミニ・アスパラガスを加えてかき混ぜながら加熱。白ワインを入れ、強火にしてアルコール分を飛ばす(写真1)。塩こしょうして味を確かめる。ハーフ・アンド・ハーフを注ぎ入れ、手早くかき混ぜる(写真2)。クリームが鍋全体に行き渡ればよい。長く加熱しないこと。
- 茹であがったフジッリを3.のフライパンの中に穴あきレードルを使って移し入れる。さっとかき混ぜたら(写真3)、火を消し、食卓用の皿に盛る。パルメザン・チーズをかける。
メモ:
この料理に難しいところは全くない。パスタの茹であがるタイミングとソースの出来上がりのタイミングを合わせるだけ。パスタはペンネやファルファッレでも。ハーフ・アンド・ハーフは、自作が面倒なら市販の「料理がクリーミー(雪印メグミルク製)」か「クリーミー・プラス(タカナシ乳業製)」でもよい。使う量は同じ。