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下の画像は切り口です。セージの緑 とその上の生ハムが見えています。 |
Good News!!通販にイタリア産の仔牛肉があるのを見つけました。このレシピの最後にその広告を記載してあります。いつまでもこのような仔牛肉の入手が可能な状態が続くことを祈ります!
材料:2人分
[ローマ風チーズ・ソース]
作り方:
1.豚ひれ肉の細長いブロックを、2つないし3つの塊に切り分ける(写真1)。切り分けた肉片を、切り口を下にまな板の上に立て、包丁をまな板に水平に保ち、上から1/3の高さのあたりに右側から切込みを入れる(写真2左上)、但し最後の1センチくらいは切らずに残す(写真2右上)。棒状の肉片の上下をひっくり返し、最初の切り口が左下になるように立て、前回と同じように上から1/3の高さのあたりに右側から切込みを入れる。こちらも1センチ程度切らずに残す(写真2右下)。切込みを入れた棒状肉をまな板にの上に寝かせ、上から手の力で押し開く(写真2左下)。
2.まな板に押し付けた肉の上に薄いラップをかぶせて肉叩きで叩いて、適当な厚さ(1~1.5センチ程度)になるまで平らに延ばす(写真3)。
3.それぞれの豚肉の中央にセージの葉を2枚載せる(写真4)。
9.ローマ風チーズ・ソースを作る。鍋に残った焼汁にレモンの絞り汁を加える。白ワイン大匙2、チーズ2種類とバターを入れよくかきまぜる(写真11)。生ハムとチーズから塩気が出るので、ソースには塩は要らない。強火で煮詰めてとろりとしてきたら、好みのザラザラ感で火を止める。
材料:2人分
豚ひれ肉ブロック | 300g前後 |
生ハム(国産で可) | 2切れ |
セージの葉 | 4枚 |
小麦粉(強力粉) | 適量 |
白ワイン | 30ml |
オリーブ・オイル | 大匙1 |
塩 | 適量 |
こしょう | 適量 |
ローズマリー(枝ごと) | 1本 |
_レモン汁 | 大匙1半 |
_白ワイン | 大匙2 |
_ゴルゴンゾーラ・チーズ | 20g |
_パルミジャーノ・チーズ(粉) | 大匙1半 |
_バター | 20g |
作り方:
3.それぞれの豚肉の中央にセージの葉を2枚載せる(写真4)。
4.さらに生ハムを1枚(大きければ二つ折りにして)載せる(写真5)。
5.2.の両面に軽く塩・こしょうして、全体に強力粉をまぶし(写真6)、余分な粉ははたきおとす。
6.フライパンにオリーブ・オイルを入れ、温まったら、5.の粉をまぶしたサルティンボッカを、生ハムが付いている面を下にして入れ(写真7)、強火で焼く。フライパンの空いている場所にローズマリーも入れる。生ハムがカリッと香ばしく焼けた頃を見計らって裏返し(写真8)、裏にも焼き色がつくまで焼く。
7.裏面(生ハムのない方の面)を返してみて、写真9ぐらいにしっかり焼き色がついていれば、肉の中央部にまで火が通っている。この後念のためフライパンに蓋をして3分程度蒸し焼きにしてもいい。
8.白ワインを注ぎ入れ、フライパンをゆすりながらアルコール分を飛ばす。ワインが肉になじんだら(写真10、見えているのは生ハムのある方の面)、このくらいの焼き加減で肉だけあらかじめ温めておいた皿に移す。
9.ローマ風チーズ・ソースを作る。鍋に残った焼汁にレモンの絞り汁を加える。白ワイン大匙2、チーズ2種類とバターを入れよくかきまぜる(写真11)。生ハムとチーズから塩気が出るので、ソースには塩は要らない。強火で煮詰めてとろりとしてきたら、好みのザラザラ感で火を止める。
10.8 .で皿に移してあったサルティンボッカにチーズ・ソースをかけて(写真13)出来上がり。ローズマリーの小枝を添えて食卓へ。
豚ひれ肉は肉叩きで叩くだけでも平たく伸ばすことは可能だが、上記のように途中まで包丁を使う方が、出来上がりの見栄えがいい。肉を叩くときは必ずラップを被せること。平たい仔牛肉のブロックが手に入ったときは、作り方1.の作業は不要。2.以降を実行すればよい。
ソースにマンゴー・ピューレ・ソースを用いる場合は上記の作り方9.のステップは不要。ソースはサーバーに入れて8.のサルティンボッカに添えて食卓に出す。
リニューアル情報:このレシピは2020年4月8日に調理中の写真を追加、本文を加筆しました。2022年5月15日に見出し写真を含む大部分の写真を差し替え、本文を加筆・改訂しました。さらに2023年2月7日にそれまで別レシピだった「マンゴーピューレ・ソース」のレシピを補完編としてこのレシピの下に移動、統合しました。
補完編:マンゴーピューレ・ソース 生のマンゴーが出回る季節になりましたが、瓶詰や缶詰のマンゴー・ピューレ(ネクター)で、大変美味しいソースが作れることをご存知ですか?このマンゴーと生クリームのソースは、上のレシピ「豚ひれ肉で作るサルティンボッカ」や別レシピ「野菜とハムのテリーヌ」と最高に相性がいいソースです。とても口当たりがソフトで、滑らか、クセのない味はきっと気に入って貰えますよ。そのほか、豚肉、鶏肉、仔牛肉、ターキーなど淡色系の肉料理にとてもよく合います。また、これをベースにマスカルポーネ・チーズや、グリュイエール・チーズなどを入れて、南仏風のバリエーションを作ることもできます。但し、これに使うマンゴー果汁は、インド産のアルフォンソ種マンゴーのピューレ(ネクター)に限ります。他の品種のマンゴー・ジュースやドリンクでは全く違う味になってしまうのでご注意。最近は輸入食品店などに瓶詰や缶詰が出まわっているので、探してみてください。(アルフォンソ・マンゴー・ピューレは、この↓の楽天通販広告からでも入手できます。)なお、このレシピのタイトルは、2018年7月9日に用語の表記を”マンゴーネクター”から”マンゴー・ピューレ”に変更しました。 材料:(出来上がりで200ml前後)
作り方:
マンゴー・ピューレ(ネクター)は他の果物を混ぜていない純粋なものを確かめて買うこと。このソースは終始弱火で決して沸騰させないこと。沸騰するとソースが分離することがある。 |