デイリー・レシピ~ふとめのペンネ・リガーテとミートソースのグラタン R#055

ランチの用意がなにもないとき、食料棚(パントリー)を探して出てきたペンネと作り置きのビーフ・ラグー・ソース(そのレシピ参照)で手軽にパスタ料理が出来ました。ホワイトソースはハインツの缶詰(特選)ですし、モッツアレラも使いかけが冷蔵庫に入っていました。そんな材料だけで、ちょっとしたイタリアン・レストランに負けないくらいのグラタンが出来るんです。写真をごらんになるだけで、その美味しさが想像できるかもしれません。こんがり焼けたふとめのペンネ・リガーテが2種類のソースとまざると、まさに垂涎のパスタ料理に。地中海料理って最高!と叫びたくなる瞬間でした。
これには普段使っているペンネ・リガーテ(ディチェコの41番)よりも少しふとめのスガンバロの91番を使っています。乾燥状態での大きさの差は少しですが、ゆでるとずっと大きく見えます。この料理にはできるだけ太いペンネを使ってみてください。
左スガンバロ91番 右ディチェコ41番

ソースがたっぷりからまった太いペンネの口当たりの差がそのまま美味しさの差になることが分かります。スガンバロが手に入らないときは、もちろんディチェコの41番でも美味しくできます。


材料:4から5人分(外寸25x19x4センチの陶製大型グラタン皿に合う量)
 
ペンネ・リガーテ(ふとめ)150g
ビーフ・ラグー・ソース(そのレシピ参照)700ml
ハインツ・ホワイトソース缶”特選”290g
モッツアレラ・チーズ(シュレッド)130g
バター少量
イタリアン・パセリ(みじん)大匙2


作り方


1.冷凍してあったビーフ・ラグー・ソースを熱湯の中で完全に解凍する(写真1)

2.ペンネを茹でる。塩を入れた水を沸騰させ、ペンネを既定の時間よりやや長め(プラス1分くらい)に茹でる。軟らかめの方が、オーブンで焼いた時に固くなりすぎない。ペンネをざるにあげ、水気を切る(写真2)。

3.オーブン用のグラタン皿の内側にバターを塗る。ホワイト・ソースの半量をグラタン皿の底に広げて敷く(写真3)。


4.茹でたペンネの半量をホワイト・ソースの上に広げて置く(写真4)。別レシピで作ったビーフ・ラグー・ソースの半量をペンネの上に平均にのせる(写真5)。ホワイト・ソースの残量をビーフ・ラグー・ソースの上に散らしてのせる(写真6、かたまりを無理に広げる必要はない。オーブンで焼く間に溶けて広がる)。

 

5.ペンネの残量をホワイト・ソースの上に広げてのせる。更に残りのビーフ・ラグー・ソースを満遍なく重ねる。刻んだイタリアン・パセリをソースの上に散らす。更にモッツアレラ・チーズ(シュレッド)の層で全体を覆う(写真7)。すぐにオーブンに入れない場合は、ラップして冷蔵庫で保存。

6.180度Cで予熱したオーブンの上段で30分程度焼く。上層のペンネが上の出来上がり写真のように少し焦げているくらいがちょうどよい。焦げ目がつかない時は、5分程度延長する。

7.銘々皿に取り分けるときはフライ返しを使うとやりやすい。

メモ
使うパスタは他のショートパスタでもよいが、一番合うのはやはりペンネ・リガーテ(表面に細かい溝があるペンネ)。

リニューアル情報:このレシピは2020年4月14日に出来上がり写真を変更、調理中の写真を追加、食材の一部を変更しました。