2016年10月14日金曜日

ビーツとりんご、くるみのシュガー・ソテー、ギリシャ・ヨーグルト添え R#079


これも前菜として作った一品ですが、それだけで立派にデザートとして通用します。これまでビーツってサラダかボルシチの素材にするくらいで、あまり応用がきかない食材だと思っていましたが、私の夫のアイディアでりんごとくるみと一緒に炒めてみたら、とてもおいしい逸品が誕生しました。それに、濃厚なギリシャ・ヨーグルトとの相性が抜群なのです(これも夫のアイディア)。ビーツの原産地は地中海沿岸で、イタリアでははリゾットやパスタの具としてもよく使われるとか。
最近は日本のスーパーでも生のビーツを見かけることがあります。このレシピで使ったのは水煮缶詰めですが、近いうちに生のビーツを使うレシピを試してみようと考えています。ギリシャ・ヨーグルトは普通のヨーグルトから水分を抜いたもの。ヨーロッパ随一の健康長寿の国、ギリシャでならではの健康食品です。食べるときは、ヨーグルトごとよくかき混ぜてお召し上がりください。

生のビーツを使ったレシピ:ビーツといかの本格リゾット、ピクルスの付け合わせ R#089


材料:(4人分、軽いデザートとして)            

ビーツの水煮(缶詰、スライス) 100g
くるみ(生) 40g
りんご(可食部分のみの重さで) 100g
バター 30g
ブラウン・シュガー 大匙2
メープル・シロップ 大匙2
海塩または岩塩 適量
粗びき黒こしょう 適量
ギリシャ・ヨーグルト(プレーン) 適量

作り方

1.ビーツは缶から出して細い短冊切り(写真1)。くるみ(市販のすでに殻をとってあるもの)は大きなかたまりだけを半分に手で割る(写真2)。りんごは半分を縦3つ割りにして皮と芯を除き、薄いいちょう切りにする(写真3)。



2.フライパンにバター、砂糖、メープル・シロップを入れ、中火で炒める。
泡が立ち始めたら、弱火に落とし、りんごとくるみを入れ、りんごがしんなりするまで炒める。このとき熱を加えすぎると砂糖が焦げてカラメル状になるので注意。あくまでりんごをしんなりさせるだけで、フライパンの中身は、色が変わらない程度に炒めるだけ(写真4)。りんごから水分が出てくるが、かまわない(冷蔵庫で冷やしている間に、元に戻る)。

3.フライパンの中身にビーツを加え、塩・こしょうする。さらに5分くらい炒めて火を消す(写真5)。ことのき、すでに水分は減り始めている。


4.粗熱がとれたら(写真6)、蓋のあるガラス容器に移し(写真7)、冷蔵庫で1日ないし2日ほど保管する。その間に、余分な水分は殆どなくなる。



5.ギリシャ・ヨーグルト(プレーン)を添えて食卓へ(写真8)。出来上がったその日より冷蔵庫で保管した翌日ぐらいが一番美味しい。さらに2,3日保存する場合は、バターがかたまってしまうので、冷蔵庫ではなく常温で保存し、食べる前によくかき混ぜること。
メモ
ブラウン・シュガーがない場合は、三温糖で代用できる。りんごはあまり熟しすぎていないものを。多少酸味が強いりんごの方が美味しくできる。

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