なおこの料理に使うラザニアですが、最近は下茹でなしで直接ソースと一緒にオーブンで焼くタイプのものが多く出回っています。その場合、このレシピのようにラザニアを半分に切って三角に折りソースをその間に入れるという方法は使えません。そのため、下茹でなしでラザニアを使う方法のレシピを従来のレシピの下に追加しました。ここをクリックするとその場所へジャンプします。
材料:4~6人分、外寸が25x19x4センチ程度の大きさの陶製キャセロール(写真1↓)に合う量
下茹でして使うタイプのラザニアの場合
ラザニア(例としてDeCecco No.1) | 8枚 |
ビーフ・ラグー・ソース(別レシピ) | 500ml~700ml |
ホワイトソース(ハインツ特選*) | 1缶(290g) |
モッツアレラ・チーズ(細切り) | 200g |
3.用意しておいたビーフ・ラグー・ソース(冷凍保存してあった場合は解凍して)を大匙山盛り程度ずつ四角いラザニアに載せて対角線で折り、3角形のラザニアをキャセロールの中に並べてゆく(写真5)。
4.折ったラザニアが口をひらかないようにするには、スプーンかフォークなどで一時的に抑える(写真6)。キャセロール全体がラザニアで埋め尽くされるように。このときビーフ・ラグー・ソースを全部使い切らないこと。後でホワイトソースの上にもう一段敷き詰める分を残す。
5.ラザニアを並べ終わったら、その上にホワイトソースの残りの半量を、2.の時と同じように広げて敷き詰める(写真7)。
7.最後に、キャセロール全体にかぶさるようにモッツアレラ・チーズを隙間なく散らす(写真9)。すぐにオーブンで加熱しない場合は、キャセロールにラップして冷蔵庫で保存する。
8.キャセロールをオーブンの上段に入れ、予熱あり180度Cで30~35分加熱する。表面にこの記事のトップにある写真のような焼き色がつけば出来上がり。
メモ:
ラザニアは茹でてからもういちどオーブンで加熱するので茹ですぎないように。芯が残っていなければ、アルデンテ気味の固めでよい。7.の段階で冷蔵庫に入れておけば2日ぐらいは味が落ちないので、パーティなどのときは早めに作っておける。缶詰のホワイト・ソースはなるべくハインツの”特選”を使って。特選という表示のないハインツのホワイトソース缶の方は味が劣る。言うまでもなく、自家製の本格的ホワイトソースがあればその方がベスト。
ラザニア(例としてGranoro No.121) | 6枚 |
ビーフ・ラグー・ソース(別レシピ) | 500ml~700ml |
ホワイトソース(ハインツ特選*) | 1缶(290g) |
モッツアレラ・チーズ(細切り) | 200g |
1. グラノーロの茹で不要ラザニア500g(28枚入り、写真A)。キャセロールの内側にバター(分量外)を塗る。ホワイトソースの半量をキャセロールの底に広げるように敷き詰める(加熱すると溶けるので、敷き詰め方はおおよそでよい)(写真B)。その上に箱から出したラザニアをそのまま横向きに3枚敷き詰める(写真C)。一部が重なってもかまわない。
3.更にその上に残りのラグー・ソースを全部広げる(写真G)。最後にシュレッドしたモッツアレラチーズを敷き詰めて全体を覆う(写真H)。すぐにオーブンで加熱しない場合は、キャセロールにラップして冷蔵庫で保存する。
4.キャセロールをオーブンの上段に入れ、予熱あり180度Cで30~35分加熱する。表面にこの記事のトップにある写真のような焼き色がつけば出来上がり。
メモ:
茹でないタイプのラザニアは、オーブンで加熱中にソースの水分を吸って柔らかくなる。特に加熱時間を長くする必要はない。すぐに加熱しないときは、きっちりラップして冷蔵庫に入れておけば2日ぐらいは味が落ちないので、パーティなどのときは早めに作っておける。缶詰のホワイト・ソースはなるべくハインツの”特選”を使って。特選という表示のないハインツのホワイトソース缶の方は味が劣る。言うまでもなく、自家製の本格的ホワイトソースがあればその方がベスト。