2016年12月27日火曜日

チノ=イタリアーノ~合鴨のパストラミと娃々菜のスープ R#084

毎年今ぐらいの季節になると娃々菜(ワーワーツァイ)が近くのスーパーに出るのが待ち遠しくなります。娃々菜はミニ白菜とも呼ばれますが、中国語で白菜の赤ちゃんというような意味です。その名のとおり普通の白菜よりだいぶ小ぶりですが、白菜より柔らかい(特に白い部分)のでスープや中華粥などの具として大変重宝します。
娃々菜

今回はクリスマスの残り物の合鴨のパストラミと合わせてスープにしました。大きな白菜ですと白い部分がどうしても固すぎて折角のスープの口当たりが悪くなってしまいます。娃々菜なら白い部分もとろけるように柔らかくなりますし、白菜のように一番外側の葉を捨ててしまうこともありません。合鴨からはとてもおいしいだしが出るので、寒い冬の時期には欠かせない我が家の定番料理の一つになっています。

材料:(4人分)

娃々菜 1株
合鴨のパストラミ 50g
白ワイン 大匙3
ココナツミルク 大匙2
チキン・ブイヨン(顆粒、6g/袋) 2袋
オリーブ・オイル 大匙1
適量

作り方
  1. 合鴨のパストラミは、こしょうがついている側が上になるようにまな板に置いて、3から5ミリぐらいの厚さにスライス。娃々菜は食べやすい大きさにざく切り。上半分の緑色が多い部分と下半分の白い色が多い部分とに分けておく。
  2. 鍋にオリーブ・オイルを入れ合鴨のパストラミをさっと炒める。600mlの湯に溶いたチキン・ブイヨンを注ぎ入れる。娃々菜の下半分を加える。更に、ココナツ・ミルクと白ワインを加える。最後に娃々菜の上半分を入れて沸騰するまで煮る。
  3. 一旦沸騰したら、弱火に落とししばらく煮込む。塩適量を加え、味をみてよければ火を消す。
メモ:
合鴨パストラミにはこしょうがまぶしてあるので、スープにはこしょうは加えない。このレシピは娃々菜がなくても普通の白菜で代用できる。その場合はあまり固い部分は取り除いて。